旭山早朝トレッキング〜ADWネイチャープログラム
6月18日(土)と19日(日)の2日間、あさひかわデザインウィークのイベントの一環として、ADWネイチャープログラムと称して「旭山早朝トレッキング」を開催しました。
両日とも、前日までの天気予報は雨。かろうじて早朝の開催時間帯はなんとか降らずにいてくれるかなー程度の期待感だったのですが、いざ当日となると意外なほどの好天に恵まれました。
ただ、残念なことに晴れゆえにトレッキングのスタート時間には盛大にセミが鳴きだして鳥たちの声を消してしまい、ほとんど野鳥を見ることはできませんでした。鳥を見ようと思えばもう一時間早くスタートしないとダメかな…
ガイドは冬のスノーシュートレッキングでおなじみ、鳥羽晃一さん。今回も、野鳥や花、森の木の話から旭山の歴史まで、楽しくお話を聞かせていただきました。ありがとうございます。
今回ADWの関連イベント募集のご案内を頂き、旭山コナールとしても全国からADWにいらっしゃるお客さま、そして地域の皆さまになにかデザインの一端を感じていただきたく、「ネイチャーデザイン」という視点で、自然の中を歩く「早朝トレッキング」を開催させていただきました。
原生林と人工林が程よく調和し、人が森にはいることで徐々にデザインされた旭山の森。木々の緑や鳥や虫たちの声、古い木造神社や青空に映える電波中継塔。開拓の歴史も含め、すべては壮大な時がデザインした結果ではないだろうかと感じた2日間。
来年また開催できるなら、もっとゲストの皆さまが参加しやすい企画をさせていただきたく思います。ご参加頂いた皆さま、本当にありがとうございました。
出発してすぐ、鳴き声を頼りにキビタキを探すが、すぐにセミの声にやられて見つけられず。
春カタクリが群生して咲くエリア。鳥羽さんがなにやら探していますが…
見つけて来たのはカタクリの種子。さきっちょのちょっと甘い部分を蟻が食べるために巣に持ち込んで、それで地中に引き込まれた種子が発芽するんですって。あと、カタクリの根っこで片栗粉を作ったお話など。春のカタクリの群生の様子はこちら。
つるあじさい
くるみの木。もう実がついてますね。
朴の木。花から甘い香りが漂います。
ギンリョウソウ。葉緑体を持たない植物。別名、幽霊草ですって。
ニセアカシア。こちらも甘い香りがします。はちみつが美味しい。花を天ぷらにして食べても美味しいんですって。
初日、2日目の参加メンバーです!ご参加本当にありがとうございました!!