こなろぐ〜旭山コナールのお知らせ〜

高校生のフィールドスタディ受入を行いました

9月から10月にかけて旭川市内の4つの高校からフィールドスタディの受入を行いました。

このフィールドスタディ、要は高校生の企業訪問学習なんですが、以前からあったいわゆるインターンシップとはちょっと違い、マイナビがプログラムを準備してそのプログラムに沿って「企業が取り組む課題解決とサプライチェーン」について、座学を中心に実施するというもの。
 
だいたい2〜3時間のプログラムでってマニュアルには書いてあるんですが、そんな時間びっちり座っておっさんの話聞いてもつまんねーだろうなと思い、実際に仕事をお手伝いしてもらいながら、仕事内容の紹介のほか、サプライチェーンの話やコナールのビジネススキームなどを説明し、ショップやカフェの仕事もロールプレイングで体験してもらったりとちょっとプログラムを工夫してみました。
 

以前は旭山動物園の有料駐車場として営業していた場所を無料駐車場にして開放、その場所でカフェとショップを設置し、駐車場収入からカフェやショップの売上収入にビジネスモデルを変えた経緯から、無料で開放した駐車場にいかに人を呼び込むか?さらにはその人たちをいかにお客さまとしてカフェやショップを利用してもらうのか?常に考えながらお店を運営していることや、結果やデータを見て常に幟や看板の配置も変えながら運営してることなどなど興味深く聞いてもらえたかなーと思います。

また、人の暮らしはすべては自分以外の第三者が生み出す仕事の成果の上に成り立っていて、接客サービス現場の最前線にいる飲食や小売(店舗販売)の仕事って、まさにその人の暮らしに直結して、上質な接客サービスが生み出す「幸せ」の連鎖こそが、地域や社会をより良いモノにしていく原動力になっていることなどもお話させていただきました。
 
ワタシたちが普段大事にしている「幸せ感の連鎖」について、どの程度共感を持っていただけたかはわかりませんが、彼らが実際に社会にでて働くようになった時、ちょっとでも、自分の仕事のアウトプットが人の暮らしの一部を支えているんだってことを思い出してくれるといいかなと思います。
 
最後にカフェのロールプレイングで自分がお客さま役でハナサクソフトをオーダー、注文を受けた高校生店員さんが実際にソフトを巻いて提供するって流れを体験。自分で巻いたソフトを試食してもらいました!初めての体験に豪快に失敗するのを期待していましたが、期待通りの展開で笑わせていただいたのは一部の子だけで、半数以上の高校生たちはそつなくそれなりの形のソフトをつくっていたのがちょっと残念(笑)でした。
また来年、希望する高校生がいればぜひ受け入れさせていただきたいなと思っています。
 
 
 

          
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