ネコひろっちゃった!!
昨日の出来事。
夕方、動物園からのお帰りのお客さまも一段落、焚き火の火も落ち着き始め、そろそろ外の幟やなんかを撤収しようかなーと、でもその前にちょいと一服ってことでジェラートなんか食べちゃったりして。
まあ、そんなまったりした時間を過ごしていたわけです。
で、コナール駐車場の出口側の幟を回収に行くと、かなり大きな声で「みゃーみゃー」とヌコ氏の鳴き声がします。
あれ?そういえば朝、開場したときもねこの鳴き声したなあと、その時は近所のカフェの飼い猫ちゃんが家に入れろって鳴いてんのかなーとスルーしてたんですが、夕方まで鳴き続けているのはあきらかにおかしい。これはもしやヌコ氏捨てられちゃったってやつ?と声のする方をスマホライトで照らしてみると、いました!ちっさいのが。切り倒された白樺の木の上でこっち見てみゃーみゃー鳴いてます。
発見しちゃった以上放置するわけにも行かず、事務所に連れ帰り撤収作業の間、ダンボールに入れたんですがすぐ脱走しちゃうのでとりあえずフタしときましたw
撤収作業後、あらためてヌコ氏の状態を確認。あんまり弱っている感じはせず、ティッシュペーパーを水で湿らせて口元に持ってくとペロペロ飲んでました。ダンボールに入れておくと、みゃーみゃーと、そりゃもう「あたい、捨てられちゃったヨーー」って全力で訴えてくるので手にとってなぜてると落ち着きます。喉元なでてやるとヌコ氏安心のサイン「ゴロゴロ」音を発してました。やるな。おれ。
とりあえずFBで欲しい人いますか?ってシェアしてみると、猫つかいな皆さまから多数コメントが。で、こういう柄のヌコ氏をさびねこ、さびちゃんっていうのを知る。事務所じゃヌコ氏に食わせるようなもんもないし、ここに置いて帰るわけにもいかなかったので、いよいよ連れて帰るしかないかと思ってたら、コナールスタッフ一番の猫つかいのぶえちゃんから、「うちで預かってもいいですー」とのこと。ああ、ヨカッタ。
一夜明けて、のぶえちゃんから元気にご飯食べてる写真も送られてきてとりあえずは一安心です。お子さんが一晩ゲージの横で一緒に過ごしてくれたんだって。ありがとう。
呼べば近くに寄ってくるくらい人馴れしているそうで、最初にボクが触ったときもぜんぜん人を怖がらないので、きっと元の飼い主さんも酷い人ではないんだろうなあとは思っていましたが、どうしてこんなことになっちゃったんでしょうね。あにまあるのホームページを見ると、10月12日に昨日ひろった子ネコにそっくりな子が東旭川町倉沼で保護されていて、おそらく兄妹ネコだったんだろうなと。ということは昨日ひろったさびちゃんはまる2日近く保護現場付近をさまよっていたってことか。随分と心細かっただろうに。
きっと飼い猫が知らんうちに産んじゃったってパターンなんでしょうけれど、自分で引き取り手を探せないならせめてあにまあるに相談するとかしてほしかったな。こんな山の中に放置していくなんて、近くに動物園があるからいいと思ったの?キツネだってカラスだってたくさんいるし、これから寒くなる時期、あんな小さいこねこが生き残れるって考えるなんてどうかしてるよ。
でもそのあにまあるも現在、多頭飼飼い主の飼育放棄で大変せっぱ詰まった状況だそう。今朝の道新でも記事になっていました。
多頭飼育崩壊などで計20匹以上が持ち込まれる予定 旭川市動物愛護センターの猫 殺処分の危機 来週にも最大収容数突破:北海道新聞 どうしん電子版 https://t.co/laiKCimO8e #あにまある #ネコ
— 北海道新聞 (@doshinweb) October 15, 2021
【緊急!猫の新しい飼い主募集中!】
— 旭川市役所 (@asahikawa_jp) October 14, 2021
近日中に動物愛護センター「あにまある」の収容能力が限界を超える可能性があります。
「あにまある」にいる猫の新しい飼い主になりませんか?
気になる猫がいれば「あにまある」までご連絡ください。(見学は事前予約制です。)https://t.co/0GGFN7EwO3 pic.twitter.com/7gAtaIVgZD
ボクはどうしてもパグともう一度一緒に暮らすという希望を持っているのでヌコ氏を引き取ることは出来ないのですが、どなたかいらっしゃればぜひお願いしたいです。
ただ、ヌコ氏に限らず、イッヌさまと一緒に暮らすには最後まで正しく責任を持って。繁殖を目的としないなら去勢、避妊手術は飼い主の責任ですよ。
さて、コナールの看板パグがこのブログに登場するのはいつになるんでしょう?皆さま、どうぞ気長にお待ち下さいませ。笑