10年目の今日、私たちにできること。
3月11日です。
東北が大地震と大津波、そしてその後の原発事故に見舞われてから10年という歳月が経過しました。被災地から遠く旭川であの日を経験したボクも地震が起きた瞬間からまだ歴史の浅いSNSを通じて飛び込んできた被災地の写真や映像に驚愕したことを今も鮮明に覚えています。ただ、この10年のうち、直接現地でなにかお手伝いをできたのは一度だけ。その他、現地を旅行したり、ネットでの支援に参加したりはあっても、それも時間の経過とともに支援を形にするということが、特にこの1年はコロナ禍に見舞われたこともあり、できにくくなってきているようにも思います。
今回10年というある意味、ひとつの区切りの時を迎えるにあたり、改めてボクらのできること、そして復興からの未来を語るためにその主役となる子どもたちを勇気づけることを考えてささやかですが、応援企画を立ち上げました。
3月11日(木)〜14日(日)まで、東北の産品を利用した限定メニューをご用意します。カフェでの飲食またはショップでお持ち帰り品としてご利用くださいませ。該当メニューの売上はすべて「3.11から20年後の子どもたちを支え続ける」公益社団法人ハタチ基金に寄付させていただきます。
東日本大震災から10年、その間、北海道や九州でも大きな地震があり、また、台風等による自然災害による被害が日本の各地で発生しています。そしてこの一年は新型コロナウイルスという新たな困難に直面しております。決して「10年目の東北」を一過性のイベントとすることなく、私たちは自分ごととして共助のあり方、地域における役割を考え続けて参ります。
本日からこの週末にかけて旭山コナールをご利用のお客さまにぜひこの10年を振り返るきっかけとして応援メニューにご協力をいただけましたら幸いです。