こなろぐ〜旭山コナールのお知らせ〜

フプの森から ’20 春

林業の町下川町で,トドマツ(北海道モミ)の精油を製造している「フプの森」の工場へ行ってきました。旭山コナールのガーデンをプロデュースしてくれている木こりの陣内さんとも深いかかわりがある所です。

私の大好きなトドマツのアロマオイルがどのように作られているのかワクワク(*´▽`*)

 

Googleナビによると,旭川から下川へは2ルートあり,士別ルートと愛別ルート。

愛別ルートの方が山道だけど近いし!と思ったのですよね。結果,トンネルを抜けると真っ白。トンネル抜けると雪国だよ!どうしよう~川端先生!って,思いながらも一つ目の峠を越えて岩尾内湖を抜けました。到着地まであと25分。

からの,冬季通行止め!聞いてないよGoogle先生~!(春は雪崩で危ないらしいです・・・)

というわけで,この時期は愛別ルートを行くと遠回りになりますのでお気をつけて。チエモクさんの植樹に行く人たち・・・40号線から行くのです・・・

 

さて,「フプの森」に到着!

下川森林組合の敷地内,ところどころに木材が高く積み上げられており,木炭工場などが併設された一角にあります。一見わからず,キョロキョロしていたのですが,よく見ると窓に看板があります!

 

さて,田邊代表取締役に「フプの森」のことをいろいろと伺ってきました~!

下川町はSDGs未来都市にも選ばれていますね。林業の町として有名ですが,「循環型林業への取り組み」のなかで,トドマツの精油事業が生まれたそうです。「間伐や木材として切り出した木を無駄にせず枝葉まで利用する」の「葉」の部分担当という訳です。木の部分は,木材にならない部分でも最終的にバイオマス燃料として利用することができますが,「葉」は燃やしてもカロリーが少なく燃料向きではないそうです。でもそれを捨てずに「精油」にしちゃうって!すごいですよね!

 

精油作りについて,詳しく教えてもらいました。

 

精油ができるまで

切られた木から,枝を集めて大きな袋に入れてトラックで運んできて,さらに葉の部分だけかごにたくさん入れる。

見た目,クリスマスのスワッグをつくったときのアカエゾマツとそっくりですが,枝を触るとソフト~!意外にも優しい触り心地!全くチクチクしません。トドマツ精油の成分の半分は優しさ~♪

4つの釜の中に葉を入れ,下から蒸気を送って蒸す。葉から出た成分を含む蒸気はパイプを通って一カ所へ集められ冷やされます。

冷えて液体になったものがこのタンクに溜まります。これは,水に溶けた成分と精油で,上に精油,下に芳香蒸留水に分離します。最終的には分液漏斗で分けるそうです。割ったら高いやつですね。震える((((;゚Д゚))))

蒸留した後の葉も,一部は乾燥させて枕やサシェなどにするそうです。

それでも,大部分は残って肥料に。他に使い道があればと話す田邊代表。最後まで使い切る精神が,熱いです!

 

こうして,フプの森の素敵なアロマ製品が生まれるわけですね。

kusairoで扱っている商品は4種類,エッセンシャルオイル(精油:アロマオイル),アロマミスト(空間用スプレー),アロマウォーター(化粧水:芳香蒸留水),フレグランススプレーです。

 

「精油・アロマオイルって素人には敷居が高いのですが…どうやって使ったら??」という質問をしてみました。ディフューザーとか無いとダメ??

「うちの家族は一人一本持ち歩いていますよ!」へ?アロマオイルを携帯するんですか!

 

意外と使いやすい性質でした!

<おすすめの使い方>

1.トドマツの精油はサラサラしている

布,木,ガラス,素焼きの皿等に数滴垂らすと揮発する。なんと,数滴くらいだと痕が残らないらしいです!服でもハンカチでも身近なものにさっと付ければすぐ使えます。※注意!ただし,プラスチックやゴム,ペンキ等の石油製品を溶かしてしまう性質があるので気を付けましょう!油は油に溶けますよ!

2.寝る前に部屋に蒸気で広げる

 マグカップにお湯を入れて数滴入れると,蒸気にのって寝室全体に香りが広がります。咳が出る時におすすめです。

3.お出かけや仕事中の風邪予防に

 服の胸元にちょこっと付けておくと,顔周りの空気を浄化が期待できるとか。

※空気の浄化作用については研究されており,大気汚染物質(NOxやSOx等)を減少させる効果が発表されています。

香りを楽しみリラックス効果を期待するだけじゃない,通の使い方を教えてもらいました。ヨーロッパでは昔から,呼吸器系の疾患に対する民間療法として使われているそうです。

個人的なことですが,喘息で寝ると咳が出たり,アレルギーでくしゃみが止まらなくなったり,体温が下がるとすぐ喉が痛くなる…等,呼吸器系に不安がある身としては,香りのシールドをまとう感覚で日常使いしてみたいと思いました。

というわけで,枕元や洋服の襟元に付けることを考えると,1滴で香りが長持ちする精油が一番使い勝手が良いとのこと!目からうろこです。

 

 

フプの森の「森」

下川の山の一角を所有しています。自然のままの植生の森,つまり人工林ではなくて自然林。道路から,開かれた道を少し入って行くと,トドマツの他にもシラカバやマカバなどの広葉樹が広がる明るい林の中へ。木こりさんによって林道が作られ,しっかり手入れされた気持ちのいい空間。奥側の葉がついて見える木がトドマツです。広葉樹は葉が落ちて幹だけになっているので,見分けやすいですね。やっと本物を見ることができました。

ここでは,スノーシューで散策したり焚火をしたりして遊ぶことができるのだとか!小川も流れているそうですよ!勝手に,木漏れ日の中,コーヒーを淹れて焚火を見ながらのんびり過ごす妄想をしちゃいました~。

ちなみに,森に入るとちびトドマツがお出迎えしてくれます。毎春に新芽が中心から放射状に付くので,葉のついている枝の段を数えると年数が分かるそうです。これで,23年くらいですって!ちょっと小さい。この辺りが手入れされるまで日当たり悪かったのかな??

車で移動すると,森の反対がわからも見ることができます。真ん中あたりの緑色の木がトドマツ。

ちなみに,下川町を見下ろす丘の上。夜になると満天の星空が広がるそうです。素敵な場所です。

 

下川町の林業と,トドマツの精油事業,アロマ製品の説明等,書ききれないくらいたくさんしていただきました。お忙しい中丁寧にお話をしていただき本当にありがとうございました!

お話を聞けば聞くほど魅力いっぱいのアロマ製品,皆さんに使っていただきたいです。

 

※新型コロナの影響で現在は工場を見せていただくことはできません。

 

 

ナルークのフィールドボディーコート新入荷!

グリーンシーズンからは,トドマツのアロマで作った虫よけも販売します。

「アウトドアを楽しむ季節に欠かせないボディースプレー。虫が嫌がるエッセンシャルオイルなど、天然成分のみで作られているのでお子様にもお使いいただけます。スプレー後も肌がべとつかず、肌荒れの原因となるディートも不使用です。」写真・文,フプの森HPより

北海道モミと北海道産の和薄荷(ハッカ)配合です。キャンプや野外フェス,ガーデニングなどのシーンで大活躍しそうです。容器もおしゃれですね!携帯用にどうぞ!