SDGs de 地方創生 スタッフ研修会
定休日の今日は午後からハナサクカフェを会場にスタッフ研修を開催しました。
研修テーマは「SDGsと地方創生」SDGsの視点と考え方を知り、地方創生と持続可能な地域社会のために必要な企業、そして仕事のあり方を考えます。
研修会は「SDGs de 地方創生」カードゲームを使ったワークショップを中心に、前半はSDGsのアウトラインと地方創生についてオリエンテーション。カードゲームの後、さらにSDGsの本質にせまりつつ、自社のSDGsに即した取り組みについて再確認と他社の事例を踏まえ、カードゲーム中に実行できたプロジェクトからこれから自社が取り組むべき課題についてスタッフ同士の意見交換を行いました。
SDGs(Sustaineble Development Goals)とは2030年の世界が持続可能なあるべき姿を実現するために先進国、開発途上国の別なく取り組むべき国際目標。17のGoalsとそれぞれを細分化した169のターゲットから構成され、対話と協働からすべての目標を誰一人取り残されることなく実現することが謳われています。
世界が2050年まで人口が増え続けると言われている一方で、日本は2008年の1億2千8百万人をピークに人口減少フェーズに突入、2030年には1億1千6百万人とピークから1200万人もの人口が減少、さらに2050年までには1億人を割り込むと言われています。東京などの大都市圏や北海道では札幌近郊などの一部の都市を除き、多くの市町村は人口を大幅に減らしているのです。
日立製作所と京都大学によるAIを活用した未来シナリオとして、主に「都市集中型」と「地方分散型」のグループがあり、人口、地域の持続可能性や格差、健康、幸福の観点からは地方分散型の方が望ましく、現状のまま都市集中型が進むと、日本社会の持続可能性が低くなると言われています。しかも、遅くとも2027年までには、この2つのシナリオに分岐が発生し、以後2つのシナリオは再び交差することはないそうです。
私達の暮らすまちはこの人口減少社会において、はたして自分たちの老後をそして子どもたちの未来を支えることはできるのでしょうか?このまちで今とかわらない生活を続けることができるのでしょうか?
私たち旭山コナールでは自らのサービスの提供品目やその提供方法、企業経営のあり方、スタッフひとりひとりの意識にSDGsの理念を取り入れ、自社の堅実な成長と地域の存続、さらにはSDGsのgoalの達成に寄与すべく取り組んでいます。
今回の研修会においても、カードゲームの中の実行プロジェクトから自社で、あるいはスタッフ個人が取り組めるなあと思うプロジェクトはありますか?という問いに積極的な意見交換がありました。現状の取り組みに加え、スタッフの気づき、アイディアから取り組むことのできるプロジェクトの実践を通じ、地域の未来に責任の持てる企業でありたいと強く思います。旭山コナールの具体的な取り組みについてはまた別の機会に紹介してまいります。
SDGs de 地方創生カードゲーム
「SDGs de 地方創生」 は、カードゲームを通じて、SDGsの考え方を地域活性化に活かし、地方創生を実現する方法について参加者全員で対話し、考えるためのツールです。
「SDGsって聞いたことがあるけど、よくわからない、もう少し知りたい!」
「SDGsが地域活性化、地方創生とどう関わるのか興味がある。」「自分が暮らすまちの地方創生に具体的なアクションを模索している。」など、SDGs、地方創生の興味のお持ちの皆さまを対象とした体験会を開催しております。議員さん、行政職員の方、NPO関係者、中小企業家、まちづくり団体・町内会の役員さん、就職を控えて地域とのつながりをもちたい学生さん、もちろん一般の方も、どんなお立場の方でも構いません。SDGs、地域活性化、地方創生にご興味のある方は下記体験会にぜひご参加くださいませ。
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